ザグレブの春―この時期ぜひ訪れたい5つの場所をめぐり、自然との触れ合いを楽しみましょう!

05.04.2018

1月から2月までの間、皆様は通りにいる人が少ないことに気づくでしょう。というのも、その時期は非常に寒いからです。しかし3月に入ると、通りの風景はそれまでとは全く異なる様相を呈するようになります!

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その光景は、あたかも人々が冬眠から目覚め、そして彼らが一年のうちでより温暖な数か月間の時期を待ちわびていたかのような印象を与えます。コーヒーショップは満席になり、街を構成するどの区域も活気に満ちています。また、誰もが日の当たる場所を求め、公園の中を散歩するか公園内でただ腰を下ろし、鳥の鳴き声を聞いています。人々が自転車に乗り、砂埃を巻き上げながら疾走してくるので、気を付けましょう。皆様は、人々が街の至る所で、きれいに手入れされた芝生の上に腰を下ろし、休息をとるか友人とただ気ままな時を過ごしているのを目撃することになるでしょう。

私は自然をこよなく愛しています。そして、私は春について話をしていると、すぐにザグレブの美しい自然を思い出します。私は皆様に、ザグレブ市内にある私のお気に入りの場所を5つご紹介します。私は春になると、これらの場所によく足を運びます。

1.植物園

植物園は、まさしく春に訪れるには最適の場所です!植物園は街の中心部の近くに位置し、イェラチッチ広場から植物園までは歩いてわずか10分ほどの距離です。皆様の期待にたがわず、植物園内には世界中から集められた10,000種類以上もの植物が植えられており、その中には当然のことながら多数の外来種も含まれています。皆様はこの広さ5ヘクタールの植物園の中で、美しい青葉の生い茂る木々や花、さらにはいくつかの魚が泳ぐ池を心置きなく観賞することができます。そして、皆様はその美しさに心を奪われるでしょう。植物園は4月の初旬にオープンし、入場料はとられません。私は、根気よく植物園が開園するのを待ち、かぐわしい花の香りや木々の間にある美しい遊歩道に思いを馳せることをお勧めします。

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2.ブンデク湖

ノヴィ・ザグレブに位置するブンデク湖は人造湖です。しかし、ブンデク湖は非常に美しく、皆様は今後もこの湖を何度も訪れたくなるでしょう!なぜでしょうか?その理由は、湖の周囲を囲んでいる公園が常によく手入れをされていることに加え、公園内にはたくさんの花が植えられ、娯楽用の設備が多数置かれているからです。皆様は公園内で友人とバーベキューを楽しむこともできます。というのも、公園内にはテーブルやベンチ、さらにはバーベキュー用の焼き網が多数用意されているからです。皆様はそれらを使いたいときにいつでも使用することができるのです!白鳥やあひるが泳いでいる湖の近くでバーベキューパーティーを開催しませんか?

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3.リブニャク公園

リブニャク公園は街の中心部から歩いてわずか5分の場所、より具体的に言えばリブニャク通りとザグレブ大聖堂を囲む塁壁の間に位置しています。リブニャク公園は街の中心部の近くにあるにもかかわらず、車が走る音やその他もろもろの騒音とは無縁の非常に静かな場所です。その静かさが、この公園の魅力なのです!この公園の名称は、「養魚池」を意味するクロアチア語の単語に由来します。というのも、この公園はもともと養魚池として利用されていたからです。大聖堂の周囲を取り囲む養魚池とアッパー・タウンの塁壁は、15世紀当時はザグレブを外敵から守るための防御施設の一部でした。現在、かつての養殖池は、多くの枝を張り巡らせた古い巨木が植えられた非常に美しい公園となっています。その美しさから、皆様は再度この公園を訪れたいと思うことでしょう。公園内には、子供用の遊び場や小さいながらも美しい噴水が設置されているほか、来園者が座って休憩するためのベンチが多数置かれています。私は、皆様がこの公園を訪れた際には、その大きさと美しさに圧倒されると確信しています。

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4.ズリニェヴァツ公園

ズリニェヴァツ公園について語る際には、どのような表現を使うべきでしょうか。ザグレブのセントラル・パークとでも呼ぶべきでしょうか?ズリニェヴァツ公園は、実際にはズリンスキ広場内にある小さな公園です。この公園は、街の中心部からはちょうど数ブロック離れた場所に位置しています。皆様は、公園の美しさとそれを取り囲むように建っている多くの壮麗な建物に驚かされるでしょう。ズリニェヴァツ公園は、その歴史と重要性に鑑みて非常によく手入れされています。そのため、多くの人々が、このズリニェヴァツ公園は忙しい日常生活から離れて休憩するのに最適な場所であると考えています。皆様もご自分の携帯電話に何かよい音楽を入れ、ズリニェヴァツ公園のベンチに腰を下ろして楽しいひと時を過ごしましょう!

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5.マクシミル公園

そして最後に、壮麗なマクシミル公園をご紹介します。この公園は、マクシミル地区という公園と同名の区域に位置しています!マクシミル公園はザグレブ市内で一番古い公園で、その歴史は非常に長いです。この公園は、南東ヨーロッパで最古の公立公園であり、また世界に存在する公立公園の中でも最も長い歴史を持つものの一つでもあります!その話を聞くだけでも、興味をそそられませんか?しかし、公園内の様子を把握できるまで、私の話を聞いてください!マクシミル公園内には、快適に散歩することができる多くの遊歩道があり、樹齢数世紀の美しい樫の古木が立っているほか、多数の鳥が生息し、5つの湖が存在します。だがそれだけではありません。ザグレブ市の動物園も、この公園の敷地内にあるのです!一日別の予定を入れずに、マクシミル公園内全域を散歩しましょう。そして、散歩の締めくくりには、動物園に足を運びましょう。この動物園で、皆様はクロアチア国内外に生息する数多くの動物を見ることが可能です。皆様がマクシミル公園で過ごす最高の一日は、ご自身が考えているよりも早く終わりを告げることになるでしょう。というのも、皆様はマクシミル公園とそこにある動物園の美しさに心を奪われて、時がたつのを忘れてしまうからです。

 

さて、皆様はどのような期待に胸を膨らませていますか?お昼ご飯を詰め、友人か恋人を誘い、ザグレブにあるこれらの美しい公園を見て回りましょう!植物園、リブニャク公園、ならびにズリニェヴァツ公園は街の中心部の近くに位置しています。これらの公園に行った後、6番のトラムを利用すれば、ノヴィ・ザグレブにあるブンデク湖を訪れることができますし、5番のトラムに乗れば、マクシミル公園を見に行くことが可能です。皆様は、後日私に感謝するでしょう。